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講師選びで失敗しないための5つのポイント
「今年の安全大会、何をテーマにしよう…」と悩んでいませんか?
この記事では、製造業・運輸業・建設業で人気の講演テーマ10選と、
「眠くならない」「翌日から実践できる」安全大会の作り方を解説します。
「毎年同じテーマで、従業員が飽きている…」
安全大会の企画担当者は、こんな悩みを抱えていませんか?
この記事を読めば、自社に合ったテーマの選び方と、効果的な安全大会の作り方が分かります。
まず、講演テーマを選ぶ前に知っておきたい3つの基準を紹介します。この基準を押さえておくと、「なんとなく」ではなく「根拠を持って」テーマを選べるようになります。
過去に自社で発生した労災や、ヒヤリハットの傾向を確認しましょう。転倒が多いなら転倒予防、腰痛が多いなら腰痛予防というように、実際の課題に直結するテーマを選ぶことで、従業員も「自分ごと」として聞くことができます。
安全衛生委員会の記録や、労災報告書を見返すと、自社に合ったテーマが見えてきます。
毎年同じテーマ、同じ講師、同じ形式では、従業員の関心は薄れてしまいます。マンネリ化を防ぐためには、以下のような工夫が有効です。
安全大会の目的は、「聞いて終わり」ではなく、従業員の行動が変わることです。講演を聞いた翌日から職場で実践できる具体的なアクションが含まれているかを確認しましょう。
例えば、「腰痛に気をつけましょう」という精神論ではなく、「この3つのストレッチを朝礼で毎日やりましょう」という具体的な行動指針があると、効果が出やすくなります。
ここからは、製造業・運輸業・建設業の安全大会で実際によく選ばれているテーマを紹介します。まずは、多くの企業で採用されている「定番テーマ」から見ていきましょう。
📌 当社(まちリハ)が専門提供するテーマ
転倒予防・腰痛予防・参加型(体験型)研修です。
その他のテーマ(熱中症、KY活動、メンタルヘルス等)は、安全大会の企画の参考として紹介しています。
製造業・運輸業における労働災害で最も多いのが「転倒」です。厚生労働省の統計によると、転倒災害は休業4日以上の労働災害の約25%を占めています。特に40代以上の中高年労働者に多発しており、加齢による筋力低下やバランス機能の低下が一因と考えられています。
転倒の原因は大きく3つに分類されます。
安全大会で転倒予防をテーマにする場合、③の身体要因に焦点を当てた「参加型の予防体操」が効果的です。従業員が「自分の体の状態」を知ることが、行動変容の第一歩になります。
💡 理学療法士からのアドバイス
当社(まちリハ)では、バランステストで自分の転倒リスクを知る → つまずきを防ぐストレッチを学ぶ → 翌日から職場でできる3分体操を持ち帰る、という流れで参加型研修を行っています。「体を動かすから眠くならない」と好評です。
腰痛は、転倒と並んで製造業・運輸業で多い労働災害です。特に、荷役作業、介護作業、長時間の立ち仕事・座り仕事に従事する方に多く発生しています。厚生労働省は「職場における腰痛予防対策指針」を定め、企業に対策を求めています。
腰痛の原因は、「姿勢」「動作」「体力」の3つに分けられます。特に、重量物を持ち上げる際の姿勢が重要で、「足を使わずに腰だけで持ち上げる」という間違った動作が腰痛の原因になります。
💡 理学療法士からのアドバイス
「腰痛予防」と聞くと難しそうに感じますが、正しい持ち上げ方は3つのポイント(足を開く・膝を曲げる・荷物を体に近づける)を覚えるだけ。参加型研修で実際に体を動かしながら学ぶと、翌日から正しい動作が習慣化しやすくなります。
▶ 製造業の腰痛対策をさらに詳しく知りたい方は製造業の腰痛対策|現場で続く予防法と研修活用のポイントをご覧ください。
夏場の安全大会で定番のテーマです。特に製造業・建設業・運輸業など、屋外作業や空調のない環境で働く従業員が多い企業で重要視されています。
厚生労働省は「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を毎年実施しており、職場における熱中症予防対策の徹底を呼びかけています。講演では以下のような内容が扱われることが多いです。
参考資料
厚生労働省「職場における熱中症予防対策」KY活動は、「危険(K)予知(Y)」の頭文字を取った安全活動で、作業前に潜在的な危険を予測し、対策を立てる手法です。製造業・建設業で広く導入されており、安全大会でも定番のテーマです。
講演では、KYシートの書き方、イラストを使った危険予知訓練、グループディスカッション形式での実習などが行われます。参加型の形式を取り入れやすいテーマです。
参考資料
中央労働災害防止協会(中災防)「うっかりミス」「思い込み」「確認不足」など、人間の特性に起因するエラーを防ぐためのテーマです。製造業の品質管理や、運輸業の安全運転にも関連する幅広いテーマです。
講演では、ヒューマンエラーが起きるメカニズム(注意力の限界、疲労、ストレスなど)と、それを防ぐための仕組み(ダブルチェック、指差呼称、チェックリストなど)が解説されます。
費用感の確認だけでもお気軽にどうぞ。
1営業日以内にご返信いたします。
※ しつこい営業は一切いたしません
続いて、「毎年同じで飽きた」という声を解消できる、注目のテーマを紹介します。定番テーマに新しい切り口を加えたい場合にもおすすめです。
「講師の話を聞くだけ」の一方通行の講演では、どうしても集中力が続きません。特に、普段デスクワークをしていない製造業・運輸業の従業員にとって、長時間の座学は苦痛に感じることが多いです。
参加型・体験型の研修を取り入れることで、以下のような効果が期待できます。
💡 理学療法士からのアドバイス
当社の企業研修では、受講者アンケートで「講演の分かりやすさ96%」という高評価をいただいています。「体を動かしたり頭を使ったりする場面も多く、楽しく参加し理解することが出来た」という声が多いのは、参加型の効果です。
少子高齢化に伴い、60歳以上の労働者が増加しています。厚生労働省は「エイジフレンドリーガイドライン」を策定し、高年齢労働者の安全と健康確保を企業に求めています。
高年齢労働者は、転倒・腰痛のリスクが特に高いため、体力測定や予防体操を取り入れた研修が効果的です。「エイジフレンドリー補助金」を活用して、外部講師を招く企業も増えています。
💡 理学療法士からのアドバイス
高年齢労働者向けの研修では、「自分の体力の現状を知る」ことから始めます。バランステストや筋力チェックを行い、個人に合った予防体操を処方します。「若い頃と同じ動き方ではダメ」という気づきが、行動変容のきっかけになります。
睡眠不足や疲労は、注意力の低下を招き、労働災害のリスクを高めます。特に運輸業のドライバーや、交代勤務のある製造業では重要なテーマです。
講演では、質の良い睡眠のとり方、疲労回復のための休息方法、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクなどが解説されます。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド」が参考になります。
労働安全衛生法により、50人以上の事業所ではストレスチェックが義務化されています。メンタルヘルス不調は、注意力低下や判断ミスにつながり、労働災害のリスク要因にもなります。
講演では、ストレスのセルフケア、ラインケア(管理者による部下のケア)、相談窓口の活用方法などが解説されます。
参考資料
厚生労働省「こころの耳」運輸業はもちろん、営業車を使う企業や、通勤時の交通安全も含めて、幅広い業種で取り上げられるテーマです。
講演では、ドライブレコーダーの映像を使ったヒヤリハット事例、あおり運転への対処法、飲酒運転・居眠り運転の危険性などが解説されます。地域の警察署や自動車安全運転センターから講師を招くケースも多いです。
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安全大会の講演時間は、企業によって60分〜90分以上までさまざまです。時間に応じたテーマ選びと構成のコツを紹介します。
| 講演時間 | おすすめ構成 | ポイント |
|---|---|---|
| 60分 | 講義+実技の組み合わせ | 導入10分 → 講義20分 → 実技25分 → まとめ5分 「なぜ必要か」を理解してから実践できる標準的な構成 |
| 90分以上 | 複数テーマor深掘り+質疑 | テーマ①40分 → 休憩10分 → テーマ②30分 → 質疑10分 途中休憩を入れて集中力を維持 |
60分あれば、「なぜ腰痛が起きるのか」という理論と、「どうすれば防げるのか」という実践の両方を伝えられます。腰痛のメカニズム解説(15分)→ 正しい持ち上げ方の実習(20分)→ 腰痛予防ストレッチ(20分)→ まとめ(5分)という構成が効果的です。
90分あれば、転倒予防と腰痛予防の両方を扱うことができます。テーマ①転倒予防(40分)→ 休憩(10分)→ テーマ②腰痛予防(30分)→ 質疑応答(10分)という構成で、より深い理解と実践につなげられます。
せっかくの安全大会も、従業員が眠ってしまっては意味がありません。「眠くならない」安全大会にするための工夫を紹介します。
最も効果的なのは、「聞くだけ」から「参加する」へ形式を変えることです。体を動かすストレッチ、グループでのディスカッション、クイズ形式の確認テストなどを取り入れると、集中力が持続します。
当社(まちリハ)の研修では、「体を動かしたり頭を使ったりする場面も多く、楽しく参加し理解することが出来た」という声を多くいただいています。
「一般論」ではなく、「うちの会社で起きたこと」を話題にすると、従業員の関心が高まります。過去のヒヤリハット事例、労災データ、現場で撮影した写真などを使うと、「自分ごと」として聞いてもらえます。
講師に事前に自社の情報を共有し、内容をカスタマイズしてもらうことで、より効果的な講演になります。
毎年同じ社内の人が話すのではなく、外部の専門家を招くことで、新鮮さが生まれます。特に、転倒予防・腰痛予防のテーマでは、体の専門家である理学療法士が講師を務めると、内容に説得力が増します。
「いつもと違う人の話」「専門家の話」というだけで、従業員の聞く姿勢が変わることも多いです。
安全大会のテーマ選びは、「自社の課題に合っているか」「マンネリ化していないか」「翌日から実践できるか」の3つの基準で考えることが大切です。
転倒予防・腰痛予防をテーマにした安全大会をお考えの場合は、理学療法士による参加型研修をご検討ください。
「テーマは決まったけど、講師をどう選べばいいか分からない」
「参加型の研修にしたいけど、具体的にどうすればいいか分からない」
そんなお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。